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超低用量ピル「ヤーズ」を飲むメリットとデメリット|効果や副作用について

2020年02月18日
多色な錠剤と瓶

ピルにはいくつかの種類がありますが、一般的に知られるものはアフターピルと低用量ピルです。また、世代という言葉も使われます。世代に関しては使用される黄体ホルモン(プロゲステロン)の種類で区別されているものです。

卵巣ホルモン(エストロゲン)は、すべての世代のピルで使われていますが、この卵巣ホルモンは体内に多く取り入れると副作用が高まるもので、男性化するアンドロゲン作用が強く出ますし、血栓症も高めるものです。
黄体ホルモンの効果が低い場合には卵巣ホルモンを増やすことでその効果を得る仕組みとなっていましたが、現在では効果の高い黄体ホルモンが登場したため卵巣ホルモンの含有量が少なくなり安全に使用できるようになっています。

28日周期で使用する低用量ピルの低用量は、この卵巣ホルモンであるエストロゲンの含有量が少ないものを指します。一般的にエストロゲンが1錠中50マイクログラム以上となると、さまざまな副作用のリスクが高まることがわかっており、これより少なくしたものが低用量とされます。低用量ピルのエストロゲンの含有量は30マイクログラムから35マイクログラムが一般的です。さらに、新しい黄体ホルモンの登場によりエストロゲンが30マイクログラム以下でも効果を得られるものが登場し、それらは超低用量ピルと呼ばれます。

超低用量ピルの代表的な存在がヤーズです。ヤーズは第4世代ピルと呼ばれ黄体ホルモンにドロスピレノンが使用されています。ヤーズの効果は、超低用量ですので副作用のリスクが小さいだけでなく服用方法についても違いがあります。従来の低用量ピルでは28日周期でも実際に成分のある錠剤を飲むのは21日間で残りの7日は薬を休む期間になります。低用量ピルの副作用はこの休む期間に現れることが多いのですが、ヤーズの場合には成分のある錠剤を飲むのが24日間で休む期間が4日と短くて済み、この間に出る副作用が軽減されます。

またドロスピレノンは、抗ミネラルコルチコイド作用があり、むくみにくいとされます。そして最大のメリットはヤーズフレックスでは、最長120日間の連続服用が可能で、それまでの28日単位での使用に縛られずにホルモンバランスの安定や避妊といった効果を得ることが可能です。価格も他の低用量ピルと変わりません。
このようなことから、月経困難症などの病気であれば保険対応しているクリニックで健康保険の適用を受けることができます。

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